トップ > ペット可物件は根気が必要
近年ペットブームだが賃貸は厳しい・・・!?
近年のペットブームで、ペットと一緒に暮らしたいって人が増えてきました。
賃貸市場はと言うと、ハッキリ言ってペットと一緒に物件を探すと言うとかなり厳しいです。
家賃をいくらでも出せるって言うならすぐに見つかりますが、やっぱり限られた予算の中でペット可物件を探すとなると少し根気が必要かもしれません。
賃貸で何故ペット可物件が少ないかと言うと、賃貸はあくまでも大家さんからすると資産運用の為にあります。資産運用ということは出来るだけ資産価値を大家さんは下げたくないわけです。
資産価値が下がる原因は、賃貸物件の場合、築年数が一番にあげられます。二番目にはやっぱりキレイさなんです。
大家さんは、出来るだけ手をかけずにキレイな状態を維持したいわけです。ペットを飼育すると部屋に匂いがついたり、引っかき傷がついたりしてキレイな状態を維持できなくなると言う理由でペットが駄目な物件がほとんどなんです。
あとは、犬の場合は、飼い主がいない時の無駄吠えが近所迷惑になるなどの理由でペット飼育禁止になっています、飼い主でもあまり気付かないのですが、犬は飼い主がいないと寂しくて吠えます。
飼っている人は 「うちの子は静か」 って思っている人は意外に多いんですけど、結構吠えているんです。
さて、ペット可物件を探すとするとどんな条件なんでしょう?
敷金は3ヶ月分で償却が一般的
ペット可物件は、原状回復費が多くかかるのでほとんどのペット可物件は、敷金3ヶ月で償却が一般的です。償却とは、つまり敷金が全く帰ってこない事です。
条件の良い物件は少ない
一般的に賃貸でペット可物件と言うと、一般物件より家賃が高く設定してあります。しかも高い割りに室内の設備や部屋が良いかと言うと、さほど良いとも言い切れない物件が多いです。ペットと一緒に暮らす事を優先して部屋には妥協する事も必要かもしれません。
大体、賃貸物件でペット飼育可という物件は、普通に貸したら人気が無くて借りる人がいない様な物件に付加価値を付けて、貸したいと言うオーナーの意図があります。
通常だと人気がなくなった物件の場合、家賃を安くして付加価値を出すのですが、家賃を下げたくないオーナーの場合、ペット飼育可などとして家賃を下げずに付加価値をだして入居者を募集すると言うパターンがほとんどです。
つまりペット可物件は、一般物件よりちょっと人気が無い物件が多いのです。でもこれも一概に言えません。中には、オーナーが物凄くペット好きでとてもよい条件の部屋もあります。でもなかなか部屋が空かないのです。
ペット可物件を探す際は、本当に根気が必要です。大事なペットと暮らす為に部屋を妥協するか、家賃を頑張るか、何ヶ月も探し続けるかと非常に根気が必要です。
前へ : オートロックマンションの落とし穴 | TOPページに戻る | 次へ : 楽器可物件の探し方 |
Copy right (C) ひとり暮らし部屋探しRoom all right reserved